
◆施設のリスクを軽減◆
今後の施設の環境整備のキホンは「従業員・入居者の健康管理」、そして「リスクの回避」が課題です。
感染症への備えと同時に従業員・入居者が安心して過ごせる環境整備が必要です。
◆備えておきたい衛生用品◆
施設の環境整備と併せて必要なことは「衛生管理」です。
共用する家具などの定期的な清掃、除菌用品やマスクなど、従業員・入居者の安全・健康を守るために必要なものを備えましょう。

近年、大型台風や豪雨による河川の氾濫や土砂災害などが頻発しています。
地震対策だけではなく、風水害に対する備えも検討しましょう。

大地震に対する事前対策で大切なのは、
建物の耐震補強と家具、什器、備品、設備などの転倒防止。
地震の揺れによる転倒防止対策や、二次災害の防止など、
施設の安全対策をしっかりと講じて減災に取り組みましょう。

飲料水をはじめ非常時に必要な食料品などの備蓄は3日以上。
管理もしやすく食べやすく飽きにくい商品を選ぶのがコツ。
災害時に取り出しやすい場所に保管し、品質保持期限のある食料品は
定期的に点検を行いましょう。

大地震が発生したら、まずは一人ひとりが身の安全を守り、
速やかに周囲や従業員・入居者の被害状況の確認を最優先に実施しましょう。
また、素早く対策本部を設置すること、正確な情報収集とスタッフへの的確な指示が望まれます。

大地震の場合、帰宅困難な従業員が数日間事業所内で生活することも考えられます。
電気・ガス・水道などのインフラが止まり、復旧に時間を要することもあります。
常に事業の継続を考慮した備蓄準備をしておきましょう。