介護施設における買い物代行とは?課題やおすすめサービスも紹介

schedule2023年4月4日 16時00分

入居型やデイサービスの介護施設において、利用者さまの買い物を施設従業員が代行する場合、従業員の負担が重くなり、介護の質を下げてしまう懸念があることをご存じですか。長年、従業員の努力でなされてきた買い物の代行ですが、近年では、利用者さまの満足度を保ちつつ、また介護の質も損なわずに従業員の負担軽減を検討する施設が増えています。
しかし、そもそも買い物の代行は利用者さまや施設にとってのどのようなメリットをもたらすのか、一方で従業員の負担や課題にはどのようなものがあるかご存じない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、介護施設(入居型・デイサービス)における買い物代行の概要やメリットと課題、課題解決のおすすめサービスをご紹介します。

介護施設における買い物代行とは

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介護施設の入居者さまの代わりに、スタッフが買い物を行うサービスが買い物代行です。施設利用者さまは少しの外出が難しかったり、外出ができても馴染みのない土地では情報に疎かったり、また高齢で一度に多くのものを持つことができないなど、買い物に困ることがあります。そのような場合、スタッフが利用者さまから依頼を受けて代わりに買い物へ行き、後で現金清算を行うなどの買い物代行を行っています。

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介護施設における買い物代行の現状と課題

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入居者さまにとって非常に便利なサービスである買い物代行ですが、実施する介護施設側にはいくつかの課題があります。スマート介護が実施した「介護施設の買い物代行」に関する実態調査によると、介護施設における買い物代行の課題として、以下のような意見が寄せられました。

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この調査では、介護施設で働く従業員のうち8割以上が「買い物代行で苦労を感じたことがある」と回答しています。その理由の約半数が「買い出しに行く時間がない」というものでした。

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そして、約8割の従業員が「買い物代行がなければ、介護の質をもっと上げられる」と回答しており、現場における負担の大きさが垣間見えます。

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実態調査の中で、買い物代行で苦労したことがあると回答した従業員に対し、どのような点で苦労を感じたかについて質問した際には、1位の「買い出しに行く時間がない」とほぼ同率で「品物の量が多く、運ぶのが大変」という意見が並んでいます。

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この他にも、以下のような意見が寄せられました。

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・レシートの集計に手間がかかる
・購入してきた品物を入居者ごとに仕分けるのが大変
・スタッフの立替が発生する
・請求書の発行作業に手間がかかる
・買いだしに感染リスクが発生する

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さらに自由回答において、以下のような意見が挙げられるなど、買い物代行が介護施設の従業員にとって大きな負担となっていると言えるのではないでしょうか。

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・時間がかなりかかるので、よくサービス残業になってしまう
・複数種類のあるものはどれがいいのかわからず困る
・メーカーの指定があるとき
・具体的な商品名がわからない
・ご家族との買い物に対しての考え方の違い
・飲み物など重い物の持ち運び

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買い物代行の課題解決につながる選択肢

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介護施設における買い物代行の課題を解決することで、介護の質を向上させてみませんか。ここでは、買い物代行の課題解決につながる選択肢を2つご紹介します。

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選択肢①:買い物を代行してもらえる外部の有料サービス

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1つ目の選択肢は、外部の買い物代行サービスを活用する方法です。買い物代行を外注化することによって、介護施設の従業員の負荷を減らせるため、介護の質向上を実現しやすくなります。

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例えば、家事代行サービスの一環として、入居者さまの買い物を代行してもらえるサービスが挙げられます。またVRを活用することによって、入居者さまがTVのモニターからお店の様子を見ながら、買い物代行を依頼できるサービスも提供されています。
ただし、サービスによっては、利用料や手数料といった買い物代金の他に料金がかかる場合があるので、利用者さまには追加費用が発生することとなります。

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選択肢②:通販

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介護施設における買い物代行の課題を解決するための2つ目の選択肢が、通販です。通販であれば、わざわざ外まで買い物に行く必要がなく、購入後に重い荷物を施設まで運ぶ必要もありません。また、Webサイトやカタログ等で商品と値段を確認のうえ手配できるため、トラブルの抑制にもつながります。

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特に「スマート介護」のような介護に特化した通販であれば、必要なものが揃いやすく、施設で使う備品や消耗品と一緒に発注ができ一緒に受け取ることもできるため、負担を大幅に下げられるでしょう。カタログ情報で齟齬がなくなるため、安心して利用できます。

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なお、スマート介護が提供する「お買い物サポートサービスCOREIL(コレイル)」は、介護施設の利用者向け買い物代行のサポートツールとなっており、商品お届け時には名前付き伝票で仕分けをしやすくサポート、利用者ごとの請求データの集計やお渡し用の明細書も発行されますので、レシートの管理や集計からも解放されます。また、施設向けの商品だけではなく1本から購入可能な飲料、利用者さまのお買い物に選ぶ楽しみを感じていただけるこだわりの利用者向けカタログ冊子など充実した品揃えを実現しています。

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デイサービス(通所介護事業所)が保険外サービスとして買い物代行を導入すべき理由

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買い物代行は入居型施設だけのものではありません。次に通所型施設での買い物代行についてみていきます。買い物代行を導入することによって、デイサービスの事業者が得られるメリットは非常に大きいです。ここでは、デイサービスの事業者が買い物代行を導入すべき理由について解説します。

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稼働率の向上が期待できる

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デイサービスが買い物代行を保険外サービスとして導入することにより、稼働率の向上が期待できます。

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デイサービスで楽しんだ手芸・工作キット、リハビリ用品等を利用者さまが購入し、ご自宅でも楽しんだり、リハビリに取り組みたいというニーズに応えることが可能です。また、趣味用品やこだわりの衣料品から、歯ブラシ、入浴後につける乾燥予防のボディクリームなどの日用品まで、さまざまな商品を提供できます。注文したものは次の利用日に受け取れるため、利用者さまは次にデイサービスへ行くのが楽しみになるでしょう。利用者さまのご家族が購入して用意していた負担も改善され、ご家族にとっても嬉しいサービスとなります。

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その結果、他のデイサービスとの差別化メニューとして提示でき、稼働率の向上につながる点は、買い物代行を導入する大きなメリットです。

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保険外収益の獲得にもつながる

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買い物代行の導入によって、デイサービス事業者は保険外収益の獲得につなげることも可能です。

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先に紹介したスマート介護では施設購入品も含め、月々のお買い物の量がまとまれば、ボリュームディスカウントの適用があります。利用者さまに買い物手数料をいただかずカタログ価格の品物代だけ請求しても、スマート介護からのボリュームディスカウント値引き分が保険外収益として得られます(※)。つまり、多くのご利用が実現すれば、利用者さまは商品代金だけで欲しいものを受け取ることができ、施設にとっては収益をもたらすことができるという双方にメリットのあるサービスとなるのです。

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(※) 期間中のご購入金額により条件が異なります

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COREILの導入メリットは利用者さまにも

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スマート介護が提供するお買い物サポートサービスCOREILは、介護施設はもちろん、施設利用者さまも多くのメリットが得られます。ここでは、COREILの導入によって得られるメリットについて、紹介します。

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介護施設側のメリット(まとめ)

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COREILを導入することにより、介護施設は以下のようなメリットが得られます。

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・利用者さまの満足度があがりサービスレベルの向上する
・保険外収入につながるため収益向上も実現できる
・スマート介護で購入すれば、施設備品と利用者の購入品が一緒に届き便利でかつ
環境負荷低減に貢献できる
・利用者ごとの仕分け、請求集計や明細発行などのサポートがあり従業員の負担が軽減する

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COREILの導入により、従業員の負荷を軽減しサービスレベルを上げ、かつ収益の増加につなげることが可能です。前述した、他社との差別化や稼働率のアップにもつながるため、経営状況の改善にも貢献できるでしょう。

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利用者さまのメリット(まとめ)

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COREILの導入による、利用者さまのメリットは以下の通りです。

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・お願いしたものを代わりに買ってきてもらえるため、本人・ご家族が助かる
・生活必需品から本や雑誌、レクで使われるような趣味の商品、お洒落な衣料品まで、
 多数の取り扱い商品から選ぶことができる
・生活必需品にとどまらない、商品を選ぶ楽しみを享受できる
・依頼したものと商品、代金が明朗で安心してサービスを受けられる

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施設入居者さまはもちろん、デイサービスの利用者で、交通の便が悪いところに住んでいる方や、足腰が弱い方には特に有用だといえるでしょう。

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COREILの詳細については、以下でご確認ください。

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介護施設における買い物代行の人気商品

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買い物代行では、どのような商品が多く購入されているのでしょうか。ここでは、リクエストされる人気商品を「日用品」と「こだわり趣味用品」ごとにご紹介します。

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《日用品》
トイレットペーパー・ティッシュペーパー等、服薬ゼリー、歯ブラシ、入れ歯洗浄剤、目周り専用洗浄綿等衛生用品、ソフトせんべい、羊羹等のお菓子類、青汁、機能下着(軽失禁対応)

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《こだわり趣味用品》
絵手紙セット、塗り絵、色鉛筆、書籍、柄付きタオルケット、リハビリ用ペダル、おしゃれポロシャツ、幅広シューズ、レク旅(家族と一緒に楽しむバーチャル旅行)なども!

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利用者の「欲しい」に答え、煩雑な買い物代行を楽に。介護ケアにかける時間を増やし満足度の上がるサービスを実現

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介護施設の入居者さまの代わりに、スタッフが買い物をするサービスが買い物代行です。しかし、買い物代行を実施する介護施設には「買い出しに行く時間がない」「品物の量が多く、運ぶのが大変」など多くの負担があるため、課題と解決に向けたサービスを紹介してきました。

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介護施設を運営していく中で、買い物代行サービスなどの外部有料サービスや、通販を積極的に活用することによって、職員の業務や、働く環境を改善することができ、それが結果的に離職率にも歯止めがかかることが期待できるでしょう。加えて、稼働率の向上や、保険外収益を得られることで、次世代に向けた経営転換を図ることが可能になってくるのではないでしょうか。

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スマート介護が提供する、お買い物サポートサービスCOREILは、介護施設はもちろん、施設利用者さまも多くのメリットを得られる点が特徴です。

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介護の質を上げて利用者さまの満足度が上がれば、稼働率の向上も期待できるでしょう。また、従業員の負荷を軽減し、収益の増加につなげることも可能です。

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本記事を読んで、買い物代行の導入に興味を持たれた方は、ぜひスマート介護のCOREILの利用をご検討ください。

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